【7月28日】名人戦第4局の速報!豊島VS渡辺の形成判断と結果!
2020年7月28日は、名人戦の第4局の2日目の対局日です。
豊島名人に渡辺2冠が挑む頂上決戦!
ここまでの3戦は、
豊島 2 ー 1 渡辺
という結果で、豊島名人がリードを広げるか、渡辺2冠がタイに戻すか、といった対局になります。
ではさっそく、局面の様子を紹介しようと思います。
★【7月28日】名人戦第4局の速報!
●午後5時過ぎの局面
先手:渡辺2冠
後手:豊島名人
AIの形成判断は、
豊島名人:5%
渡辺2冠:95%
残り時間は、
豊島名人:17分
渡辺2冠:2時間51分
後手が8六玉と着手し、手番は先手。
候補手は、
・7六玉
・同玉
・8八玉
が出ています。
7手くらい前までは、後手の豊島名人が優勢でした。
玉の逃げる位置が間違っていたようで、5三ではなく5二に逃げればよかったようです。
局面も時間も、先手の渡辺2冠が押している状況です。
●午後6時ごろの局面
先手:渡辺2冠
後手:豊島名人
AIの形成判断は、
豊島名人:5%
渡辺2冠:95%
残り時間は、
豊島名人:7分
渡辺2冠:2時間20分
後手が5五歩と着手し、手番は先手。
候補手は、
・7一角
が出ています。
こちらの局面で、渡辺2冠が夕食に入りました。
対する豊島名人は、盤面と睨めっこしています。
食べずに考え続けるだろうと、解説の屋敷9段はコメントしていました。
●午後時ごろの投了図
先手:渡辺2冠
後手:豊島名人
先手の4六桂馬を見て、後手は投了しました。
★【7月28日】名人戦第4局の速報!豊島VS渡辺の形成判断と結果!:まとめ
序盤から中盤にかけて、豊島名人がリードを奪う展開でした。
しかし、終盤の入り口あたりで、玉の逃げ場所を間違えた後手を、先手が速やかに詰ませた形になりました。
これで成績は2対2。
残り3戦のうち、2つとったほうが名人となります。
どちらが名人に輝くのか、まだまだ目が離せませんね。