【100日後に死ぬワニ】裏話と元ネタ! 作者きくちゆうきの意図を探る!
2020年3月20日、『100日後に死ぬワニ』が100日目を迎えました。
19時にアップする予定だったはずですが、少々遅れて100話目が発表されました。
最後の最後は4コマ漫画ではなかったのですが、そのシュールな終わり方に、ネットではさまざまな憶測が飛び交いました。
独特なタッチの絵で、 ほのぼのとした日常を描いたストーリーなのですが、
作者のきくちゆうき氏にとって、その裏に何か特別な思いがあったのでしょうか?
裏話は元ネタについても調査してみましたので、ぜひ最後まで読んでみてくださいね。
★『100日後に死ぬワニ』の裏話
まず最初に、作者であるきくちゆうき氏のトークイベントをご紹介いたします。
なんでもまとめ団!! : 【裏話も聞ける?】"100日後に死ぬワニ"作者・きくちゆうきがあの100日語るトークイベント「ワニのハナシ」が阿佐ヶ谷でhttps://t.co/afYZPuih31
— かんりにん@なんでもまとめ団!! (@kanri_nandemo) March 21, 2020
2020年4月18日(土)に、東京都阿佐ヶ谷ロフトAにて、作者であるきくちゆうき氏がトークイベントを行います。
18:00開場、19:00開演、22:00終演予定です。
こちらのイベントに参加すれば、作者本人の口からさまざまな裏話が聞けると思います。
料金は、前売り券が3000円、当日券が3500円です。
『100日後に死ぬワニ』の ファンなら、絶対に参加しておきたいイベントですよね。
裏話とか、秘話とか、苦労話とか、いろんな角度から作品と作者の奥深さを味わえますからね。
新型コロナの影響もあり、おそらく握手会などはないと思われますが、サイン入り単行本は数量限定で販売されるようです。
今をトキメクきくちゆうき氏の貴重なサイン入り単行本なので、参加するからにはぜひ手に入れてくださいね。
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私は別に、作者の回し者ではありません(笑)
では、本題に入りましょう。
『100日後に死ぬワニ』の裏話ですが、主人公のワニくんのモデルとなったのは、きくちゆうき氏のかつての友人だという説がありました。
100日後に死ぬワニ、ギャグ漫画かと思って読んでたら、最後エモい感じに死んで、ギャグ漫画だけど最後は皆の期待に応えて死なせたんだな、って感想だった。
でもワニくんのモデルは事故死した友人、って裏話が浮上して、そもそもギャグ漫画じゃなかったのか、と…。
その裏話が最大のオチだわ…。
— 少年ごてん@男の子フェチ (@syonen510) March 20, 2020
最初これ見て「ドラゴンボールかよw」って思ったけど、きくちゆうきさんのHP見に行ったら略歴でご友人を亡くされてて、そのご友人が幼少期にドラゴンボールごっこでいつも悟空役をやってた友人で、ワニくんも悟空みたいになってるんだって気付いたら汗腺ブワァって広がった。 pic.twitter.com/9RHIEmJwA1
— ろまヱ🥉👍 (@mutturick) March 20, 2020
きくちゆうき氏の友人は、事故によって他界してしまったそうです。
そしてその友人は、生前、ドラゴンボールが大好きだったのですね。
悟空があの世に旅立つ様子を描いた、上の画像はあまりにも有名ですが、
ワニくんの背中に生えた羽根も、ドラゴンボールをオマージュして作られた作品なのかもしれません。
作者が友人に向けて贈った、ささやかなプレゼントといったところでしょうか。
★『100日後に死ぬワニ』の元ネタ
『100日後に死ぬワニ』の元ネタも調べてみました。
裏話と被ってしまいますが、やはり元ネタも、事故で亡くなった友人のエピソード説が濃厚なようです。
100日後に死ぬワニ、初回最終回とあと数話しか読んでないが傑作だった。最終話考察見なければワニ生きてるじゃねーか早く死ねよってなるぐらい読み飛ばしてた笑
作者友人の交通事故死が元ネタのようで、事実は小説より奇なりを自で行く。グッズやらは販促は微妙なので俺の中では友人やワニとともに死。— ぼくさー (@boxeur0211) March 20, 2020
元ネタ
きくちゆうきさん作
「100日後に死ぬワニ」
仮面ライダー龍騎より https://t.co/dsHet7J2lh pic.twitter.com/Lc6wBPQf1P— ホリー(Holly)ハイド(Hide) (@HOLLYHIDE8932) March 20, 2020
いっぽう、もう少し突っ込んで、以下のように推測するコメントもありました。
死んだ兄のポジションを双子の弟が引き継ぐ展開はガンダム00で観たやつだ、と思ったのですが元ネタは風魔の小次郎か聖闘士星矢でさらに元を辿るとカムイ伝になるのでしょうけど、あれも苦肉の策だったのかなという気もします。例の『100日後に死ぬワニ』も実は双子の弟がいた!で続けられそうですね。
— 蹴球するアミバ (@gintotetu) March 21, 2020
きくちゆうき氏もイラストを描いて生きている人なので、漫画やアニメからは大きな影響を受けているはずです。
ガンダムや聖闘士星矢なども、好きなのかもしれません。
いろんな作品を自分の中に吸収することによって、『100日後に死ぬワニ』の構想へと繋げていったのではないでしょうか。
★ 作者きくちゆうきの意図を探る!
3月20日のスッキリに、作者きくちゆうき氏が出演していました。
このときにはすでに、100日目のイラストは完成していたようです。
映像を見る限り、きくちゆうき氏は、それほど多くは語らないタイプに見えます。
いろんなことを尋ねられていますが、以下のコメントがとくに印象的です。
「終わり方はそんなに重要じゃないと思っていて、いろんなことを考えてもらえればいいかなって」
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12:06秒あたりです。
言葉ではこのように発言してますが、心では複雑なことを考えているのかもしれません。
いやいや、もしかしたら、「適当でもいいかな」と気軽に考えてるかもしれません。
4コマ漫画の意図と同じように、作者の考えも、読者が自分で推測すればいいんでしょうね。
★【100日後に死ぬワニ】裏話と元ネタ! 作者きくちゆうきの意図を探る!:まとめ
今回は、Twitterで大ヒットした4コマ漫画『100日後に死ぬワニ』について、裏話と元ネタ、さらには 作者きくちゆうき氏の意図について検証してみました。
誹謗中傷のコメントも多く飛び出しましたが、考えさせられるアニメを作ってくれて、ありがとうと言いたいですね。