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オーストラリア火災の被害面積は?いつから始まりいつまで続く?

2020年1月現在、オーストラリアで起こった森林火災は未だに止む気配を見せません。

消防隊はもちろん消火活動に取り組んでいますが、人の力では及びもつかないほど、大自然が猛威を振るっている状況です。

30名近くの人が命を落とし、コアラが25000匹以上も犠牲になるなど、多大なる被害を被っています。

そんなオーストラリア火災ですが、どれくらいの面積に燃え広がっているのでしょう?

また、いつから始まりいつになったら終わるのでしょう?

今回はオーストラリア火災について、被害面積や終息の時期について調査してみました。

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★被害面積は 630万ヘクタール以上

2020年のスタートから数日が過ぎる頃には、525万ヘクタールもの面積が火災の被害にあったという報道がありました。

それからさらに数日の間に、630万ヘクタールまで被害が広がったという情報が出回っています。

これは、東京ドーム約130個分もの広さです。

火災はまだ収まっていないので、650万~700万ヘクタールは犠牲を覚悟しなければならないという声もあります。

火事の被害にあっている地域は、主に上の地図の赤く染められている箇所です。

北部と東部が特に甚大な被害を被っていますが、中心部以外は全体的に家事が広がっているような状況です。

★いつから発生しいつまで続く?

今回のオーストラリア火災は、2019年9月から始まっています。

消防隊は消火活動を懸命に頑張っていますが、それでも追いつかないくらい火の勢いの方がすさまじいのです。

したがって、いつまで続くかは、今のところ予想がつかない状況です。
(オーストラリア政府の見込みでは、今後も数ヵ月は続くと予想しています。)

いったいなぜこのような大規模な火災が起きてしまうのでしょう?

原因について調べてみました。

★ここまで大規模になった火災の原因は?

原因としては主に三つのポイントが挙げられています。

1.極度の乾燥と暑さ

2.強風によって火が拡大すること

3.ユーカリの木が自然発火すること

一つ一つ見ていきましょう。

まず極度の乾燥と暑さですが、オーストラリアは日本と違い、夏はそれほど湿気のない暑さに見舞われます。

湿気がないことにより空気が乾燥し、 火が燃え広がりやすい環境が整うのです。

さらに2019年には、地球規模の異常気象(インド洋ダイポール現象)によって、 オーストラリアの雨量が極端に少なかったことが、 いつもより空気を乾燥させる原因になったと報道されています。

さらに、2つ目の原因である強風によって、部分的な火災ではなく、広大なオーストラリアの森林を燃やしつくすほど広がってしまいました。

南極振動により、いつもは大陸の南側にある南極海を流れる西風が、2019年はかなり北よりを通過したのです。

こちらの原因も、数年に一度ほど起こる現象だそうです。

乾燥・暑さと強風に関しては、詳しくは以下の動画をご覧ください!

そして3つめの原因であるユーカリの木ですが、実はユーカリの葉に含まれているオイルは、ものすごく発火しやすいことで知られています。

しかもこのオイルは、 気温が上がれば上がるほどたくさん放出されるという性質を持っています。

2019年に凄まじい暑さだったオーストラリアでは、 ユーカリの葉からこのオイルがたくさん放出されました。

このような理由が重なったことにより、オーストラリアでは過去まれに見るような森林火災に見舞われることになったのです。

★オーストラリア火災の面積は?いつから始まりいつまで続く?:まとめ

今回は、オーストラリアに甚大な被害をもたらしている森林火災について調査してみました。

人々が協力し、さらに大雨などが降ることによって、一刻も早い終息を迎えることを願ってやみません。

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