岩手県がコロナ感染者0名で優勝!理由はなぜ?検査拒否か人口密度か県民の性格か?
2020年4月11日、日本の中で新型コロナの感染者が出ていない県は岩手県のみとなりました。
数日前まで、鳥取県と島根県も感染者が出ていませんでしたが、残り3県のうち岩手県が最後まで残ったのです。
これを受けて、 Twitter では『岩手優勝』というキーワードがトレンド入りしました。
では実際、なぜ岩手県が最後まで感染者を出さずに生き残ることができたのでしょう?
理由を考察してみましたので、是非最後まで読んでみてくださいね。
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★岩手県がコロナ感染者0名の理由!
ネット上では、主に以下のような理由が取り上げられていました。
・岩手県の病院が検査拒否している
・人口密度が圧倒的に低いため
・県民の一人一人が感染しないように気をつけている
それぞれ一つずつチェックしていきましょう。
●岩手県の病院が検査拒否している
実際に岩手県の病院が検査拒否しているかどうかは、病院関係者にしか分かりません。
そしておそらく、そのような情報は表には出てこないでしょう。
検査拒否ではなく、検査の体制が整っていないという意見もあります。
どちらにしても、検査数が少ないのは間違いないようです。
Livedoorニュースに具体的な数字は公表されていましたので、ご覧ください。
岩手県によると、8日までに県内で実施したPCR検査はわずか127件で、岩手より人口が少ない鳥取県と比較しても検査数で劣る。感染していても発症していない人らがいた可能性について、三浦課長は「可能性は完全に否定はできない」と述べた上で「重症者がいれば必ず情報が上がってくる。その報告はない」としている。
これがすべての理由であると断定はできませんが、1つの理由としてありうるのではないでしょうか。
●人口密度が圧倒的に低いため
こちらも専門家から意見が出ていました。
以下、 Livedoor ニュースに掲載されていたコメントです。
専門家にも意見を聞いてみた。感染症に詳しい「けいゆう病院」(横浜市)の菅谷憲夫医師は「人口がまばらで、東京や大阪など都市部との行き来も少ない。感染者が出ていない理由として、間違いないだろう」と話す。その上で、都市部を中心に人から人への感染が拡大していると指摘し、「ウイルスは風に運ばれて人に感染するわけではない。人同士の接触が少ない県は、当然感染のリスクも低くなる」と見解を示した。
実際、岩手県は日本の中で、2番目に人口密度が低い県です。
(ちなみに一番低いのは北海道です。)
以下、人口密度の低さを下から見た表です。
43位:島根県(100.46)
44位:高知県(98.21)
45位:秋田県(83.00)
46位:岩手県(80.29)
47位:北海道(66.93)
※( )内は、1平方キロメートルあたりの人口です。
ちなみに人口密度がトップの東京は、1平方キロメートル当たり、 6,354人が住んでいる計算になります。
人口密度をばかりが、人と人との接触が少ない理由にはなりませんが、一つの目安として考慮することはできるでしょう。
●県民の一人一人が感染しないように気をつけている
こちらは、 県民の方から以下のようなコメントが出ていました。
岩手県は新型コロナウィルス感染者がまだ確認されていない。
人口密度が低いとか、検査体制が整っていないとか色々いわれてますが、自治体や住民一人ひとりの予防意識はすごく高いのも事実。
また、注意深い・控え目・周りに気を使う・・・こんな性格の人が多い県民性も理由のひとつじゃないかな?。。— タパネットじゃかた (@tapanet_jakata) April 11, 2020
#岩手 #コロナ 0の理由考察
◯人が少ない。大型商業施設が少ない。他県から人が集まるような催し物がほとんどない。車社会。
◯田舎料理。米や味噌汁中心。根野菜や山菜。
◯物静かな人間性。出歩かない。あまり喋らない。緑が美しく空気がキレイなとこです。コロナ落ち着いたら皆さん来て下さい。 pic.twitter.com/1kq0dElWG4
— 藍色 (@DCVibBUwxxhRedH) April 11, 2020
確かに、東北に住んでいる人の人間性としては、「控え目」であるとか、「注意深い」といった性格があるのでしょう。
それに、自然が多くて空気がきれいなことも間違いないと思います。
岩手県に感染者が出ていないことを知って、岩手県に避難しようとする都会人もいるようですが、おそらくごく少数派でしょう。
つまり、人の出入りも少ない県だといえるのです。
人との接触が多ければ多いほど、新型コロナウイルスの感染する可能性は高くなってしまいますので、
あまり人と接触しない岩手県民が、感染しにくい状況にあるのは間違いないでしょう。
★番外編
Twitterには、以下のようなコメントも載っていました。
最近ハニー&ヨーグルトにハマっておりまして。
栃蜜が終わっちゃったのでりんご蜜を買ってきました😊岩手も養蜂が盛んで、蜂蜜屋さんが多いんですよ。
実はこれがコロナウイルスに強い理由だったりして。。#岩手の蜂蜜#小岩井ヨーグルト#りんご蜜#とち蜜#蜂蜜 pic.twitter.com/PWgzpb5SJh— シャビ(オルサガ) P³⊿ファーマーat盛岡 (@signkei) April 10, 2020
蜂蜜とかヨーグルトをたくさん食べるから、新型コロナを寄せ付けないのだ!
といった意見ですね。
食べ物の種類によって新型コロナウイルスに打ち勝てるのであれば、これほど簡単な話はありません。
でも、可能性がないわけではないんですよね。
もし、はちみつが新型コロナに効くのであれば、お店ではきっと買い占めが起こってしまうでしょうけれど。
★岩手県がコロナ感染者0名で優勝!理由はなぜ?検査拒否か人口密度か県民の性格か?:まとめ
今回は、新型コロナウイルスの感染者が出ていない岩手県について、 その理由を考察してみました。
そもそも、感染している人はいるけれど、表に出ていないだけの可能性も十分にあります。
いずれにしても、いつかは岩手県からも感染者が出てしまうでしょう。
大切なのは、一人一人が自覚を持って行動することで、爆発的に感染者数を増やさないようにすることですね。
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