藤井聡太の年収2020予想!大台1億円突破の見込みは?
2019年の将棋界対局料ランキングにおいて、2108万円を獲得し、見事ベスト10入り(9位)を果たした藤井聡太7段。
2020年は、去年をさらに上回る賞金を獲得すると予想することができます。
去年はタイトル挑戦がなかったのですが、今年はすでに2タイトルの挑戦を決め、さらに竜王戦も残していますからね。
さて、藤井7段の2020年の対局料は、いったいどれくらいになるのでしょう?
気になるその点について、各棋戦の対局料をもとに調べてみました。
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★順位戦
将棋の棋士の基本給ともいえる順位戦。
リーグ戦方式で行われ、以下の5段階に分かれています。
・A級
・B級1組
・B級2組
・C級1組
・C級2組
A級棋士は、その時代のトップ棋士が10名在籍し、最も勝ち星の多い棋士が名人に挑戦します。
最初はC級2組から始まり、年間を通して1つずつ昇級していくことができます。
A級に上がって名人に挑戦するには、最低でも5年は必要な仕組みですね。
対局料に関しては、上から、
・65万円
・50万円
・30万円
・20万円
・15万円
となっています。
2020年現在、藤井7段はB級2組に在籍していて、年間に12局を戦うことになるので、トータルで360万円の対極料になります。
これは、勝ち負けに関係なくもらえます。
★棋聖戦
7月16日、藤井7段は、初タイトルをかけて、渡部明3冠と棋王戦4戦目の舞台に立ちます。
ここまでの3局、対戦成績は、
藤井7段 2 ー 1 渡部3冠
棋王戦は第5局までですので、先に3勝したほうが棋王位のタイトルに輝きます。
藤井7段は、あと1勝すれば、初タイトルを獲得するわけですね。
もし棋王に輝けば、賞金300万円を獲得することになります。
★王位戦
こちらも現在、藤井7段が木村一基王位に挑戦しているタイトルです。
7戦中4勝すれば奪取となりますが、すでに藤井7段が先に2勝しており、残り5局のうち2勝すればタイトル獲得となります。
王位タイトルの賞金は1000万円です。
★竜王戦
毎年10〜12月に本戦が行われる棋戦です。
藤井7段は、決勝トーナメントに進出しており、勝ち進むたびに賞金が得られる仕組みになっています。
3組優勝という位置からのスタートなので、仮に竜王挑戦まで勝ち進めば、それだけで対局料は600万円以上!
そして、もし竜王のタイトルを奪取すれば、将棋界最高の4320万円が手に入ります。
(ちなみに挑戦者になって負けた場合でも、1550万円の賞金が得られます。)
猛者ばかりで、勝ち進むのは至難の技ですが、約5000万円の獲得も夢じゃないのです。
★その他タイトル
将棋界には8大タイトルがあります。
すでに上述した、
・順位戦(名人戦)
・竜王戦
・棋聖戦
・王位戦
の他に、
・叡王戦
・王座戦
・王将戦
・棋王戦
の4タイトルがありますが、2020年の藤井7段はすでにタイトル挑戦の道は閉ざされています。
ですが、もし仮に、今季可能性のある3つのタイトルを全て奪取したとすれば、それだけで7000万円近い額が手に入ります。
7月までの対局料も、すでに1000万円以上は得ている見込みですので、トータルすると8000万円くらいの金額を得る可能性があるわけですね。
★対局料以外の収入は?
藤井7段の場合、対局料以外の収入もかなりすごいはずです。
ゲームアプリや本の印税、講演料など、いろんなところから収入が発生します。
本の出版はまだですし、講演料もどれくらいで引き受けているか公開されていませんが(もしかしたらまだ高校生なので無料かも)、数年後には1億の大台を突破してもおかしくないでしょう。
★藤井聡太の年収2020予想!大台1億円突破の見込みは?:まとめ
今回は、藤井聡太7段の2020年度年収予想を記事にしてみました。
大台の1億円越えは、今季は難しいかもしれませんが、近いうちに達成するのは間違いなさそうです。
ある1つの分野で秀でた能力があると、これだけ夢のある未来が待ってるんですね。