カルロス・ゴーン被告がレバノン逃亡!空港や脱出ルートは?【海外の反応】
12月31日、元日産自動車会長のカルロス・ゴーン被告が、日本を出国してレバノンに到着したことが分かりました。
金融商品取引法違反などの罪で起訴され、保釈中の身だったのですが、日本の法律を無視して逃亡したのです。
これについての海外の反応は、どの空港を利用したのか、どんな方法で厳しいチェックの目を潜り抜けたのか、ということについて注目が集まっています。
今回は、カルロス・ゴーン被告がどの空港からどのように逃亡したのか、海外の反応を踏まえて調べてみました。
★関西の空港が有力!
フランスのあるメディアでは、『カルロス・ゴーン被告は、12月29日の夕方、関西の空港から出発するプライベートジェットを借りた疑いがある』という情報を報じています。
ルートとしては、まずはイスタンブールを経由し、次にレバノンのベイルートに向けて別の航空機に乗り込んだようです。
事前にパイロットなどを手配し、協力者の助力を得て飛行機に乗り込んだのでしょう。
4人のパイロットがプラベートジェットを操縦し、他3人がゴーン被告の逃走に協力したようです。
ちなみにパイロットを含む7人の協力者たちは、レバノンで逮捕されました。
これにより、近いうちにゴーン被告の逃走ルートがより明確になると思われます。
★家族は協力していない?
レバノンに到着したカルロス・ゴーン氏ですが、すぐにジャーナリストたちの訪問を受けました。
そして、インターポールからの逮捕の要請があったにも関わらず、「自由を楽しんだ」と述べました。
さらにゴーン氏は、妻であるキャロル氏や子供たち、その他の家族が逃走に手を貸したという情報に対し、「真実ではない」と否定しました。
「出発を計画したのは私だけである」と。
これが家族を巻き込みたくないがための嘘なのか、それとも真実なのかは分かりませんが、実際に家族が協力できるような状況ではなかったことは容易に推測できます。
★楽器のケースに隠れた?
レバノンのテレビ局では、「カルロス・ゴーン氏は楽器のケースに隠れて逃げた」と放送しました。
この『楽器ケースにかくれんぼ作戦』は、ミュージシャンを装ったアメリカ海軍など、2人の協力者によって実行された、と。
しかしゴーン氏の側近は、楽器ケースに隠れて逃げたことを否定しています。
このあたりもまだ真相は明らかになっていませんが、ただの変装では空港のチェックをクリアするのは難しいはずです。
ゴーン氏の口から真相が述べられるのか、それとも隠し続けるのか、海外の反応もチェックしながら、そのあたりにも注目したいですね。
★日本におけるツイッター情報
ゴーン被告が12月下旬の逃亡前に米ハリウッドの映画プロデューサーと面会し、日本の司法制度を告発する映画の構想について話し合っていたとニューヨーク・タイムズが報じました。https://t.co/DsT6RQaHzt
— 毎日新聞 (@mainichi) January 3, 2020
フランスでは、今回のカルロス・ゴーン被告の逃走劇に関して、氏の失態であるかのように報道しているようですね。
本来ならカルロス・ゴーン氏はフランス人にとってヒーローのような存在ですが、正当な手続きを経ずに日本国外に出たことを非難しています。
仮にゴーン氏がフランス入りを希望しても、フランスは受け入れを拒否するかもしれません。
ゴーン被告が12月下旬の逃亡前に米ハリウッドの映画プロデューサーと面会し、日本の司法制度を告発する映画の構想について話し合っていたとニューヨーク・タイムズが報じました。https://t.co/DsT6RQaHzt
— 毎日新聞 (@mainichi) January 3, 2020
ゴーン氏の逃走劇を見て、ハリウッドが映画化を希望しているようです。
『アメリカの映画関係者がゴーン氏にコンタクトした』という情報は、日本でもかなり話題になっていました。
★カルロス・ゴーン被告がレバノン逃亡!空港や脱出ルートは?【海外の反応】まとめ
今回は、カルロス・ゴーン被告がレバノン逃亡した際に利用した空港や脱出ルート、協力者の存在について調査してみました。
どうやって誰にも見つからずに飛行機に乗り込めたか、今後少しずつ明らかになっていくことでしょう。