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カルロス・ゴーンはもう日本に戻らない?日本の捜査当局は手出しできず?【今後の展開予想】

2019年12月29日、関西空港からプライベートジェットで日本を後にしたカルロス・ゴーン被告。

イスタンブールを経由してレバノンに到着し、無事に(?)妻のキャロルと再会を果たしました。

写真では、家族とディナーを楽しむ様子が写され、日本でもゴーン被告の逃亡に対する非難の声が上がっています。

そこで気になるのは、もうカルロス・ゴーン被告は日本に戻って来ないのか、ということですよね。

日本の捜査当局は手出しができないのか、ということも気になります。

今回は、レバノンに逃亡したカルロス・ゴーン被告の今後について、調査した結果をまとめてみました。

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★日本にはもう戻って来ないとの意見が多数!

結論からいうと、カルロス・ゴーンはもう日本には戻って来ないと見る向きが強いようです。

レバノンは日本と犯罪者引き渡し条約を結んでいないため、日本政府がゴーン被告の引き渡しを要請しても、レバノン側はその要請に応じる必要はありません。

(2020年現在、日本と犯罪者引き渡し条約を結んでいるのは、アメリカと韓国の2カ国のみです。)

実際、レバノンの政府はすでに、日本の要請をきっぱり拒否しています。

ゴーン氏の両親はレバノン人ですし、レバノン側はゴーン氏を自国民として扱うので、日本よりもゴーン被告を守ろうとするのは当然なのかもしれません。

しかも、現在のレバノン政府はゴーン被告に対して好意的ですからね。

しかし、レバノンの反体制派はゴーン被告を非難しているらしく、政権が交代したら引き渡しに応じる可能性もあるようです。

可能性は非常に低いと思われます。

したがって、教鞭な措置をとってカルロス・ゴーン被告を無理やり日本に連れ戻すことは不可能な状況です。

ゴーン被告が自ら日本を訪れない限り、もう日本には戻って来ないとみるべきでしょう。

娘が東京に残っていること以外に、ゴーン被告が日本を再来する意味はありません。

いくら日本の銀行に巨万の富を預けているとはいえ、逮捕されたらもう二度と自由は手に入らないでしょうからね。

★日本の捜査当局は何もできない?

残念ながら、日本の捜査当局はレバノンでは何もできません。

捜査当局がレバノンに行ってゴーン氏と会うことができたとしても、捜査権が無いので逮捕することはできません。

国が違えば法律も違いますし、レバノンの法律に従って裁かれることになります。

日本におけるゴーン被告の罪は、レバノンでは何の関係もありません。

日本側は手出しできないのが現状です。

★カルロス・ゴーン被告の今後は?

レバノンに到着して家族と再会したゴーン被告。

日本の捜査当局の手が及ばない地とあって、自由を満喫しているようです。

日本にはおそらく戻って来ないと思われるので、日本に残した資産は日本が没収する可能性が高いです。

今後のゴーン被告にとって、安心して暮らせる国はレバノンとブラジルくらいしかないという人もいます。

レバノンとブラジルは日本の犯罪者引き渡し条約を結んでおらず、ゴーン氏に友好的な国だからです。

その他の国としては、フランスに行く可能性がありますが、ルノー社から不正支出で告発されているため、フランスに入国したら逮捕される可能性もあるようです。

仮にフランスで逮捕されたとしても、フランス政府はゴーン被告を日本に戻らせることはないでしょう。

日本での容疑とは別の容疑で逮捕し、実質的にゴーン氏を解放するように計らうと思われます。

★逃亡によってさらなる英雄に!

アメリカではゴーン氏を英雄と見なしているようです。

アメリカの映画会社とコンタクトをとったという噂もありますので、ゴーン氏の逃走劇がハリウッドで映画化される可能性もあるようです。

もしそのような映画が作られるとしたら、日本が悪く描かれることになるでしょう。

なんとも歯痒い話ですね。

★カルロス・ゴーンはもう日本に戻らない?日本の捜査当局は手出しできず?【今後の展開予想】まとめ

今回は、カルロス・ゴーン被告はもう日本に戻って来ないのか、日本の捜査当局は手出しができないのか、という点について調査してみました。

現状ではどうにもならないので、カルロス・ゴーンにしてやられたことを反省するしかありません。

日本の警察や司法にとって、今後の教訓にしてもらうしかないですね。

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