八王子まつりの概要や見どころをチェック!2019の感想も!
八王子市は東京都の市区町村の面積ランキングで第2位ということで、東京都の面積の8.5%を占めている最大の市です。
今回は、そんな八王子市で開催される『八王子まつり』を、ご紹介いたします。
★八王子まつりの概要
昭和30年代、「3万人の夕涼み」とした市民祭が行われたのが始まりです。
この頃の八王子の人口はどんどん増えていき、
「八王子に生まれ育った人と新しく住民になった人々の結びつきを強めることと、自分の住む土地の事をもっと好きになってもらおう」
という願いのもとに開催されました。
当時のお祭りは,富士森市民競技場という所での花火や、野外演奏会が中心でした。
昭和39年(第4回)には、主な会場を甲州街道に移し、パレードを最大に行なうようになります。
令和元年8月2日・3日・4日の八王子まつりは、真夏の八王子市がより一層熱く盛り上がる3日間となりました。
八王子まつりでは甲州街道を中心に約25店の、焼きそばなどの屋台(夜店・露店)が並び、大勢の方で賑わいます。
★八王子まつりの場所
八王子駅の北側で、甲州街道の駅入口交差点から追分交差点までのおよそ1.8Kmが主会場です。
★八王子まつりの催し物
●民謡流し
1.8kmを2000人以上の人が歩きながら踊るもので、一昨年は世界最大の盆踊りとしてギネス新記録に認定されました。
ギネス認定は、「参加人数の一割以上、踊りを間違えたらアウト」などの高いハードルを乗り越え掴み取った記録で、「浴衣を着た最多人数」としても認められました。
●八王子 山車ぶっつけまつり
まつりの主役は、19台の「山車」!
その内の11台は、八王子市の有形文化財に指定されています。
山車の大きさは、およそ幅30m、奥行き4.5m、高さ4mほどあります。
それぞれの山車で大きさは異なりますが、山車人形を乗せると7mを超す高さにもなります。
『ぶっつけ』とは、山車がすれ違う時に山車を寄せて、お囃子を競い合い、相手のお囃子につられてしまったら負けという意味です。
八王子まつりの一番の見所の、ぶっつけを見る為に、わざわざ遠方よりお祭りに来る方も多数いらっしゃるので、見ごたえ抜群です。
2003年(平成15年)には地域伝統芸能大賞を受賞し、関東屈指の山車祭りとして有名です。
●八幡八雲神社の神輿 VS 多賀神社の神輿
この2つの神社はそれぞれ300年以上前から伝統的な祭り行われてきました。
「多賀神社の神輿 千貫みこし」は重さ4トンもあるので、総勢1600人が代わる代わる神輿を担ぐほどの大きさですので、見応えがあります。
●八王子伝統芸能「獅子舞」
獅子舞の中で、竜頭という珍しい物が活発な動きをします。
●関東太鼓大合戦
何十人もの男女が太鼓技術を披露し、ダイナミックなパフォーマンスも含まれているので見る人を感動させます。
●氷の彫刻展
司厨士と呼ばれる全国の料理長が腕を競い合います。
●宵宮の舞
舞妓さんが、踊りを披露します。
以上、毎年8月に開催される八王子まつりについて紹介いたしました。
★八王子まつりの感想
八王子まつりは、市制100年を超えており、さらに進化するお祭りで、今年で59回目を迎えました。
八王子まつりは関東トップクラスの山車祭りとしても有名で、たくさんの催し物を見物できるのが魅力です。
年号が令和に変わり、初めての八王子まつりは3日間で80万人の方々が来場しました。
年々進化する八王子祭りに、ぜひ皆様の参加してみてくださいね。