マスク転売規制は甘い遅いぬるい!刑罰が妥当?

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2020年3月15日から、
マスク転売規制が科せられることが
決定しました。

3月10日に発表されたのですが、
この結果を受けて、
国民から「甘い」、「遅い」、「ぬるい」
といったコメントが数多く出ています。

今回は、マスク転売規制について、
国民がどのような意見を持っているのか
考察してみようと思います。

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★マスク転売規制の内容は?

3月15日以降、
マスク転売をした人には、
『1年以下の懲役または100万円以下の罰金』
が科せられます。

これによって、
転売ヤーが独り占めする事態を防ぎ、
本当に必要としている人たちに行き渡るよう、
供給の回復を目指せるようになります。

品薄状態が何ヶ月も続いている今、
需要に対する生産が追いつかない状況なので、
転売ヤーが独り占めする事態を
防がなければなりません。

そのための措置として、
マスク転売規制は、
多少なりとも功を奏すると思われます。

★甘くて遅くてぬるい?

いくらマスク転売規制が
スタートするとはいえ、
「まだまだ対応が甘い」と
考えている人も数多くいます。

「もっとずっと早くやるべきだった」
というコメントを出してる人も多くいます。

これらの点について、
ネット上の意見を集めてみました。

★甘いというコメント

規制が発表されたのは3月10日ですが、
実行されるのが3月15日とあって、
転売ヤーにしてみれば
5日間の猶予があるわけです。

その5日間を利用して、
在庫に残っているマスクを
早めに処分しようと動き出す転売ヤーも
数多くいるはずです。

在庫を残してしまえば、
仕入れ値が無駄になってしまいますし、
使わないマスクが大量に部屋(倉庫)を
埋めることになってしまいます。

そのような事態を避けるために、
転売ヤーは精一杯
売り抜けようとするでしょう。

いくら「転売ヤーから買わないように」
と政府が号令をかけても、
お金にゆとりのある人の中には
買ってしまう人が必ず出てきます。

5日も猶予がある状況では、
「甘い」と言われるのは当然かもしれません。

★遅いというコメント

こちらは「遅い」という意見ですね。

確かに、深刻なマスク不足は、
もう2~3ヶ月も前に始まっています。

この2~3ヶ月の間に、
何千万円も利益を出した転売ヤーもいます。

「安く仕入れて高く売るのが
資本主義のあるべき姿」
とか言って、
正論を述べているつもりの転売ヤーもいます。

そのような点を考えると、
規制をスタートするタイミングが、
どうしても遅いと感じてしまうんですよね。

★刑罰にせよというコメント

マスクだけではなく、
転売そのものを禁止すべき
という意見です。

さらに「刑罰の対象にすべきだ」
ともコメントしています。

本当に困ってる人を差し置いて、
自分だけ大金を得ている転売ヤーには、
耳が痛い話でしょう。

でも、
転売などしていない一般人の中には、
このように感じる人は多くいます。

100万円くらいの罰金では、
それ以上稼いでしまえば良い、
と考える転売ヤーも出てくるでしょう。

実際に、
静岡県議でありながら
ヤフーオークションに
マスクを出品した諸田議員も、
888万円の売り上げを出しました。

仮にこれだけの金額を得る
転売ヤーがいたとしたら、

100万円の罰金を取られたとしても、
単純計算で788万円の利益になります。

マスクがなくて
本当に困っている人が多くいる中、
ごく一部の転売ヤーだけが
多額の利益を得るのです。

転売ヤーの超高額な値段では
買えない人もたくさんいます。

小学生くらいの子供がいる家庭でも、
家にマスクがない家庭はあるでしょう。

そのような人たちを差し置いて、
転売ヤーが独り占めするような事態は
いかがなものでしょうか?

★マスク転売規制は甘い遅いぬるい!刑罰が妥当?:まとめ

今回は、
3月15日にスタートする
マスク転売規制について、

ネット上のコメントをもとに、
国民の意見を考察してみました。

ずる賢い転売ヤーは、
まだ猶予があると思って
売り抜けようとするでしょう。

やはり一般人にできることは、
転売ヤーの高値取引には
手を出さないようにすることですね。

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