【R-1】ヒューマン中村はつまらない?ネタを動画で検証!
黒縁メガネの地味な外見ながら、言葉で遊ぶネタをやらせたらピカイチのピン芸人、ヒューマン中村さん!
以前は、徳原秀俊さんとのコンビ「蝉丸」として活動していました。
ピン芸人になってからは、「R-1グランプリ」の決勝に度々進出しています。
特に、2011年~2015年までは連続で決勝に進出し、2013年には2位に入りました。
R-1グランプルの他に、「爆笑レッドカーペット」、「エンタの神様」、「ぷっすま」などの番組にも出演しています。
また、史上もっともシビアなお笑い番組「NHK オンバト+」の視聴者投票で、歴代最高数を獲得しています。
ヒューマン中村さんのネタは、日常に隠れている言葉関連の面白いことを上手くいじったものが多いです。
趣味がクロスワード、映画鑑賞、自己啓発本だそうですが、クロスワードは言葉で遊ぶネタ作りに、かなり役立っているのではないでしょうか?
ネット上のコメントでも、ヒューマン中村さんは面白いという声が多いですね。
そこで今回は、ヒューマン中村さんのどこが面白いのかについて、動画を見ながら検証していこうと思います。
以下もどうぞ!
★ヒューマン中村のネタ『言われて傷つくあいうえお』
こちらは、デイリーよしもとの動画です。
ヒューマン中村さんのどこにも力の入っていない表情、ネタ、手書きのフリップをめくる間合いが不思議な感じでマッチしていますね。
時々、フリップをめくるのに手間取るのも笑えます。
あいうえお順にフリップをめくりながら、「あれ、いたの?」「いつもそのパーカー着てるよな」・・・と絶妙のさむい雰囲気が醸し出され、独特の味を出しているのではないでしょうか?
珠玉のピンネタと言われるのも分かる気がします。
ただ、中には、このようなさむい雰囲気のネタだと卑屈に見えて、面白くない時があるという声もあります。
★ヒューマン中村のネタ『○○っぽく言ってみよう』
「言われて傷つくあいうえお」ネタより、ずっとテンションが高いですね。
色々な言葉を色々な状況っぽく言うネタですね。
ヒューマン中村さんの得意なネタのひとつと言えるでしょう。
・力士を「加藤茶っぽく」言う
へくしーっ!(加藤茶のくしゃみ)
・パステルカラーを「中学生が母親をうっとうしがっているっぽく」言う
パステルからーっ!(今行くからー)
本当にこのように聞こえてくるのが不思議です。
その他、フラペチーノを「泣いている子供に話しかけるっぽく」や、赤外線を「関西人の合コンの途中っぽく」言うなど、色々なネタがあります。
フリップを使いながら、ヒューマン中村さん自身が「○○っぽく」演じるのがいいですね。
「○○っぽく言ってみよう」は、面白いとか好きだと言う方が多いネタです。
★ヒューマン中村のネタ『ことwar the 辞典』
『こと war the 辞典』
ヒューマン中村カッコ美しい😂 #漫才 pic.twitter.com/ohjkY2miHH
— 爆笑漫才動画【厳選】 (@gekiomo_gaijin_) January 12, 2018
ことわざネタです。
ヒューマン中村さんのネタの中で、最も面白いとされています。
実在することわざと、そのことわざの発音に似た英語を組み合わせるものです。
・猿もcheck it out! 落ちる
・一寸先 wanna be…
・壁に耳あり shining memory…
・寝耳に with you
フリップをめくりながら説明を追加するのですが、この説明がまた面白いのです。
クスっと笑えるネタが多いですね。
よくこのような言葉が思いつくなと、感心してしまいます。
言葉を色々な角度からいじるのが本当に上手いですね。
元々の才能プラス、相当な努力家でもあるのでしょうね。
【R-1】ヒューマン中村はつまらない?ネタを動画で検証!:まとめ
今回は、2013年のR-1グランプリで2位になった、ヒューマン中村さんの面白さについて、検証してみました。
お笑いの評価は人それぞれです。
それでも、ヒューマン中村さんのオリジナリティは、上記の動画の中でも伝わってくると思います。
何はともあれ、言葉で遊ぶネタというユニークな芸で、お笑いの舞台に立ち続けて欲しいですね。