【R-1】メルヘン須長はつまらない? 科捜研の女は似てない?
2020年のR-1グランプリで、メルヘン須長さんが女芸人として唯一決勝に残りました。
ピンの女芸人として、お笑いの世界で一花咲かせようとする姿は、ファンに勇気と感動を与えてくれますよね。
そんなメルヘン須長さんですが、ネットでは「メルヘン須長はつまらない」といったコメントがたくさん出ています。
今回は、メルヘン須長さんがつまらないか面白いか、過去の動画を見ながら検証していこうと思います。
よろしければ以下もどうぞ!
★メルヘン須長はつまらないか面白いか?
こちらは4年ほど前のネタですが、なんとなく昭和チックな雰囲気が漂う芸風ですよね。
古き良き時代のお笑いを踏襲しているような感じがします。
沢口靖子さん主演の有名なドラマ『科捜研の女』をネタとして扱っていますが、
ルックスがちゃんと沢口靖子さんに似せているので、ものまねタレントとしてもやっていけそうです。
1分30秒を過ぎたあたりでは、ちびまる子ちゃんの登場人物を3人も声真似していますが、そちらもまた非常によく似ています。
1人で声優のモノマネもできてしまいそうです。
ボケとツッコミを一人で演じて、ショートネタを次から次に披露するスタイルですが、
オチのところでは必ず微妙な失笑が起こるのが玉に瑕かも・・・
こちらでは、事前に準備した絵と、声真似のスタイルで芸を披露しています。
普通に見ているだけですと、本当にちびまる子ちゃんやサザエさんの声優が演じているような気がしてきますよね。
声真似が非常に上手いのは、メルヘン須長さんの最大の武器かもしれません。
特にタラちゃんの声真似は、もはや 本人なのではないかというくらいそっくりです!
ネタの一つ一つを見てみると、大爆笑させるというよりは、ふふっと吹き出すプチ笑いを目指したスタイルのように見えます。
オチがシュールなのも、メルヘン須長さんのスタイルなのでしょう。
絵を使って面白さを表現する芸風は昔からありますが、
メルヘン須長さんオリジナルの声真似があってこそ、アニメとのコラボレーションが成り立つんですね。
つまらないと感じる人は多くいるかもしれませんが、面白いと感じる人も結構いそうですよね。
メルヘン須長さんが演じる芸の中でも、一つのポジションとなっている『科捜研の女シリーズ』です。
事件を解決しに行く沢口靖子さんを演じていますが、その『事件』というのが、他愛もない事件というオチです。
こちらも大爆笑を引き起こすというよりは、軽く笑える感じのネタになっています。
つまらないと感じる人も多いかもしれませんが、フッと吹き出し笑いしてしまう人も多いのでは?
一人の芸能人を徹底的に研究してモノマネするスタイルは、お笑い芸人にとって、昔からある王道テーマのひとつだと思います。
その結果がつまらないと悲惨ですが、面白ければ案外ご本人も許してくれるのかもしれません。
おそらくメルヘン須長さんは、毎週放送されている『科捜研の女』は必ずチェックするようにしているのでしょう。
ドラマを徹底的に研究しているからこそ、沢口靖子さんをここまで上手に演じ切ることができるんですよね。
「事件だわ」というワンフレーズも、メルヘン須長さんの決め台詞として定着していきそうです。
「リッツ」もメルヘン須長さんの武器なので、この先も自分の武器を徹底的に磨いて欲しいですね。
ショートネタではありますが、内村光良さんも笑ってますし、面白いと感じる人もたくさんいるのでしょう。
★【R-1】メルヘン須長須長はつまらない? 科捜研の女は似てない?:まとめ
今回は、 2020年のR-1グランプリに出演し、女芸人で唯一決勝進出を果たしたメルヘン須長さんについて 、
そのネタがつまらないか面白いかを検証してみました。
ものまねの対象である沢口靖子さんには、遠目に見れば十分に似ているように見えます。
そして何といっても、声真似が圧倒的にうまいというのがメルヘン須長さんの最大の強みですね。
R-1の決勝まで残れたという事実は、芸人としての実力がある証だと思うので、これからもこの道一筋で頑張って欲しいですね。