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【仙台育英】笹倉世凪なしの戦力ダウンはいかほど?復帰すれば2021年度の甲子園優勝も?

2020年10月現在、東北地区の高校野球は、秋季大会が開催されています。

優勝候補筆頭の仙台育英は順当に勝ち上がり、他校を圧倒する自力の強さを発揮しています。

東北地区で群を抜いた実力高といっていいでしょう。

そんな仙台育英ですが、主力選手である笹倉選手が、宮城県大会に続いて東北大会でも、メンバー登録を外されています。

宮城県大会のときは体調不良という理由が公表されていましたが、それ以外の理由がある可能性が高いようです。

野球の試合に出ていないだけじゃなく、退部や退学をしてしまったという噂もあります。

ここで気になるのは、「笹倉選手がいないことで戦力ダウンはどれほどなのか?」、「もし笹倉選手がいれば、2021年は甲子園で優勝できたのではないか?」ということですよね。

その点について検証してみることにしました。

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笹倉選手のプロフィー

名前:笹倉世凪(ささくらせな)
生まれ年:2003年度生まれ
投打:左投左打
身長:176cm
ポジション:投手、内野手
最高球速:149km
所属 仙台育英
出身地:岩手県
小学校時代:花泉スポーツ少年団
ジュニア時代:東北楽天ゴールデンイーグルスジュニア
出身中学:秀光中

中学時代から全国的な活躍を見せていた笹倉選手。

中学生時代からMAX147キロの速球を投げ、伊藤選手とともに2枚看板として活躍していました。

中学3年時には、ストレートにこだわるコメントを残しています。

中学3年時の全国大会は、惜しくも準優勝という結果に終わりましたが、そのポテンシャルの高さは全国に知れ渡りました。

高校に進学後も、投打で活躍を見せます。

1年生でメンバー入りした夏の甲子園では、4試合で6回と2/3を投げ、

防御率:4.05
奪三振:4
与四死球:4

という成績を残しています。

しなやかな投球フォームをご覧ください。

その堂々とした投げっぷりは、将来大物になってゆく予感を感じさせ、全国的にも名前が知れ渡った大会となりました。

2020年までの最高急速は149キロを記録し、秋季大会〜2021年度の甲子園大会へと、さらなる飛躍が期待されていたところです。

打者としても優れていて、2019年夏の甲子園では、

打率:0.286(14打数4安打)
打点:2

という成績を残しています。

するどいスイングがよくわかる動画をご覧ください。

2021年のドラフト候補であり、プロでも活躍を期待されている逸材です。

笹倉選手が抜けたことによる戦力ダウンはどれほど?

仙台育英野球部は、いわば私立の名門校であり、幼い頃から将来を渇望されたエリート選手が集まる学校です。

そんな中にあって、1年生時代から甲子園出場を経験し、投打で活躍した笹倉選手。

投打でチームを引っ張る才能の持ち主だけに、笹倉選手がチームを抜けてしまった場合の戦力ダウンは計り知れないものがあると思います。

2015年の夏の甲子園で、決勝まで勝ち進んだ仙台育英は、東海大相模との一戦に臨みました。

この大会の東海大相模は、左の小笠原選手、右の吉田選手、2枚看板を要しての順当な勝ち上がりを見せました。

のちにプロ入りする投手が2人いたことによって、過密日程の甲子園でも、力を温存しながら戦うことができたのです。

もし笹倉選手がいれば、2021年の大会では、右の本格派である伊藤選手と左の本格派である笹倉選手、2枚看板で力を温存しながら勝ち上がることができたでしょう。

その一角が消えてしまうとすれば、守りの大幅な戦力ダウンは否めません。

2021年にも春夏の甲子園に出場できるとすれば、「ここで笹倉がいれば」という場面がくることも多々あるはず。

2021年の仙台育英は、仮に笹倉選手抜きだとしでも甲子園で優勝候補となりうる存在だと思います。

とすれば、笹倉選手がいれば、より甲子園優勝の可能性は高いはず!

個人的な意見ですが、そう思わずにはいられないのが本音です。

笹倉選手の復帰は?

2021年の大会に、笹倉選手が復帰する可能性はあるのでしょうか?

2020年10月現在、野球部を退部したとか、学校を退学したという噂が広まっています。

仙台育英に通う生徒からの情報もありますので、ある程度信憑性は高いと思われます。

では、いったん退部した場合、もう試合にはでられないのでしょうか?

調べたところ、以下のようなコメントが見つかりました。

野球部を退部した時点で高野連に選手登録の抹消を届け出ていない(つまり書類上は野球部員として登録されたまま)のであれば問題なく復帰できるでしょう。
問題は野球部を退部したときに併せて選手登録を抹消した場合です。
大会参加者資格規定にはいったん野球部を退部した選手についての取り扱いは何も書かれていません。ですから同一の野球部に再入部するのであれば秋の大会への出場登録を完了する前に選手登録しなおせば出場には障害はないでしょう。
ただ資格規定第6条で
「同一学校の生徒であっても転部者(軟式→硬式またはその逆)はその年度が終了(転部した日から翌年の3月末日までということです)するまで選手資格を取得できない」
という規定があります。高野連がこの規定を準用する判断を示せば春の大会終了後に選手登録を抹消された選手は3年生になるまで試合に出られない事になります。
少なくとも退部して選手登録を抹消されていた期間中に何をしていたのかは問われる事になるでしょうね。

退部の場合、制度上は復帰は可能なようです。

退学した場合は、もう一度学校に就学できるかどうかなので、高野連ではなく学校の校則によると思います。

地方大会では、人数が足りないから野球部員以外を集めて出場した、というケースもあるので、割と融通はきくのではないでしょうか。

どちらにしても、笹倉選手本人の意思にかかっていることだと思います。

また、制度的には復帰が可能なのだとしても、チームメイトや野球部関係者との関係はどうでしょう?

笹倉選手がチームに在籍していたときは、良好な関係だったと思います。

周りが寛大な心で復帰を受け入れてくれるかどうかも、笹倉選手が復帰するかどうかに関係してきそうですね。

もし本当に体調不良なら、自然に復帰してくると思いますが。

【仙台育英】笹倉世凪がいれば2021年度の甲子園優勝も?

今回は、仙台育英の笹倉選手について、チームの戦力的にどうなのかを記事にまとめました。

2021年のドラフト候補である笹倉選手は、伊藤選手と並んで仙台育英が誇る2枚看板として期待されていました。

その一角がいなくなるのは、大幅な戦力ダウンになるのは間違いないと思います。

この記事は、管理人の個人的な意見をまとめたものであることを、最後に記しておきます。