達孝太(天理)の出身中学と成績!身長192cmからの投球はダル似!
近畿大会で優勝し、5年ぶりに春のセンバツに出場を果たした天理高校。
大阪の2強、履正社と大阪桐蔭を下しての優勝ということで、非常に価値がある優勝でした。
天理高校の特徴は、4試合で38得点の強打に加え、投げてはエースの庭野投手が防御率1.73、3完投と投打のバランスが光っている点にあります。
今回注目するのは達孝太投手。
1年生ながら、近畿大会決勝の大阪桐蔭戦で公式戦初先発を果たしています。
大阪にある堺市立浜寺南中学校出身で、クラブチームは同じく大阪の泉州阪堺ボーイズに所属していました。
身長192㎝を誇り将来が楽しみな投手です。
★達孝太投手のプロフィール
名前:達孝太(たつ こうた)
生年月日:2004年3月27日
出身地:大阪府堺市
身長:192cm
体重:80kg
投打:右投右打
出身中学:堺市立浜寺南中学校
出身クラブ:泉州阪堺ボーイズ
初先発を果たした強打を誇る大阪桐蔭戦では、打線が12得点と爆発。
達孝太投手は、強打の大阪桐蔭打線を8回途中まで5安打、4失点にまとめ、チームの勝利に貢献しました。
達孝太投手の特徴は、角度があるストレートと変化球のキレとコントロールの精度が非常に高い点にあります。
身長192㎝から放たれるストレートには角度があり、最速141キロ以上のスピードと伸びを打者は感じます。
またコントロールが非常に良く、特に左右の打者への外角へのコントロールが非常に安定しており、ストライク先行で投球を進めることができます。
それ以上に光るのは変化球のキレとコントロールで、スライダー、カーブ、フォークをバランスよく織り交ぜて打者を打ち取ってきます。
配球は左右の打者を問わず外角中心です。
ストレートを軸に、緩いカーブや鋭く縦に変化するスライダーで打者のタイミングを外し、追い込んだら低めのストレート又は鋭く落ちるフォークで打者を打ち取っていきます。
変化球のコントロールも高いレベルで安定していて、どの球種もカウントを取る球にも
決め球にも使えます。
投球フォームは、ダルビッシュ有投手に似ています。
足をゆっくりと胸の近くまで高く上げながら軽く着地して、ストレートと変化球を投げ分けていきます。
腕がしっかり振れているので、打者からはストレートと変化球の見分けがつきにくいです。
また力感を感じさせないフォームと腕の振り方が柔らかいので、フォームとボールの伸びのギャップが大きく、打者は振り遅れるケースが目立ちます。
手足が長い点もバッターのタイミングを取りにくい一因となっています。
★達孝太投手の中学時代の成績・活躍
達孝太投手は中学時代、名門である泉州阪堺ボーイズに投手として所属していました。
ボーイズ選手権に3年連続、2017年、2018年にはジャイアンツカップに2年連続で出場しています。
泉州阪堺ボーイズは、昨年のドラフトで楽天ゴールデンイーグルスに2位指名された黒川史陽選手、2013年にロッテに3位で指名された三木亮選手を輩出しています。
また達孝太投手は体のケアにも非常に意識が高いです。
中学3年生の時にフォークを投げる時に爪が割れたことがあったようで、3週間に1度のペースでネイルサロンに通い爪の手入れをしているそうです。
★達孝太(天理)の出身中学と成績!身長192cmからの投球はダル似!:まとめ
達孝太投手は高校1年生でまだ体が完全に出来上がっていない中で、完成度の高いピッチングを見せています。
今後トレーニングを積む中で球速と球威が増すことでしょう。
マウンドに上がる姿は既にオーラを感じさせており、今後のポテンシャルが計り知れない選手です。
達孝太投手の今後の活躍に期待しましょう。