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【テセウスの船】ドラマ最終話(10話)のネタバレあらすじ感想!犯人は誰?

2020年3月22日、大ヒットドラマ「テセウスの船」がついに最終話を迎えました。

犯人は誰なのか、ついに判明したわけですね。

ネタバレあらすじと感想を紹介しますので、ぜひ最後まで読んでみてくださいね。

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★文吾は自分が犯人だと言い出す

警察に捕まってしまった文吾は、留置所に入れられてしまう。

留置所に入れられた佐野のもとに、一冊の本が届けられた。

読み始めた佐野の表情が一変した。

そのころ、心は黒幕を聞き出そうと、みきおに会いに病院に行くが、必死で守ろうとするさつき先生に邪魔されて結局会うことはできなかった。

次に心は、佐野文吾の妻である和子と一緒に、留置所に入れられている文吾に会いに行った。

すると文吾の口から衝撃の一言が!

「犯人は俺だ、みきおの共犯者は俺なんだ!」

さらに文吾は、

「これ以上お前らに何も話すことはねえ。家族の縁も切る。(子供達には)お前らに父親はいない。そう思えって言ってくれ」

文吾が自供したことで、馬淵は喜んでいた。

馬渕にしてみれば、誰が犯人であるかなど二の次で、 とにかく警察の威信を守りさえすればそれでいいのだった。

★家族みんなでお父さんを信じる!

文吾が警察に捕まり、しかも自供したことで、佐野一家は窮地に立たされていた。

夫を信じようとする和子ですら、少しずつ心が乱れ始めていた。

でも子供たちは、あくまでもお父さんを信じると言い張る。

鈴は、「この前お父さんを疑ってすごい後悔した。私はお父さんを信じたい」

慎吾も、「俺も。だってお父さん正義の味方だもん」

お父さんを信じようとする佐野一家は、以前庭に埋めたタイムカプセルを掘り起こして、文吾の手紙を読んでみる。

するとそこには、家族に対する愛情いっぱいの言葉が綴られていた。

「俺はお母さんと結婚できて、すずと慎吾のお父さんになれて本当に幸せだ。

俺にはもったいないくらいいい人生だった。

みんなと家族になれて本当によかった。

ありがとう」

お父さんの手紙の内容を聞いた鈴は、

「やっぱり、お父さんが悪いことなんてするわけないよ。

だから私、逃げたくない。もう後悔したくないから」

慎吾も「俺も、強くなりたい!」

★心はみきおに会いに行く

心は再び、 みきおに会いに病院に向かった。

ところがみきおは病院を逃げ出していた。

ベッドの下に紙切れが残っていたため、拾って読んでみる。

それを読んだ心は、すぐさま学校へ向かう。

学校ではみきおが一人で待っていた。

紙切れには「THE END」の文字が書いてある。ナイフの絵とともに。

青酸カリを飲ませたのは誰なのか、問い詰める心。

ここに来てみきおは、自分の思いを心に話し始める。

「転校してきた時僕毎日いじめられたんだ。

でもすずちゃんだけは助けてくれて。

でもすずちゃん、お父さんみたいな人が好きだって。

だから邪魔だったんだ。

すずちゃんのヒーローは一人でいい」

つまりみきおは、自分だけが鈴ちゃんのヒーローになるために、村のヒーローである文吾が邪魔だったのである。

そしてみきおは、これまでの殺人についても話し始めた。

話し終わると、ポケットから取り出した青酸カリを飲もうとするが、危機一髪で心がそれを止めた。

★留置所から出てきた佐野は家族に謝る

留置所から出てきた文吾は、なぜ自分を犠牲にしようとしたのかを明かす。

「差し入れの本に犯人からのメッセージが仕込まれていて、罪を認めないと家族を殺してやるって」

そして心と文吾は、再び黒幕が誰なのかを思案し始める。

文吾は、12年前の村祭りの時に、田中さん(仲本工事)の奥さんが間違って毒キノコを入れてしまったことを思い出す。

でも、立候補しようとしていた田中さんは、その事件をもみ消そうとした。

その事件のときに、佐野文吾は、ヒーローとして祭り上げられていた。

★心と文吾は校長先生に会いに学校へ

12年前の事件の話を聞きに校長室に向かう心と文吾。

校長先生は留守だったか、塗りつぶした絵がたくさんおいてあった。

校長先生が怪しいと思った二人は村中を探し回るが、見つからない。

夜まで探したが見つからず、二人は別行動をとることに。

心は駐在所へ戻り、文吾は警察署へ報告に向かった。

心が駐在所に戻ってくると、そこには一通の封筒が。

中に入っていた新聞には、以下のような内容が記されていた。

「警察家族3人惨殺される、3月19日。
皆殺しが嫌なら一人で来い。音臼神社 明朝8時」

★翌朝

犯人の指示通り、一人で神社に向かう心。

ところがそこには誰もいなかった。

電話で和子と連絡を取ると、文吾が山小屋に出かけたと言う情報が入る。

犯人に騙されたのだと悟った心は、すぐさま山小屋へ向かう。

いっぽう文吾は、無線で心らしき人物が倒れていたとの報告を聞く。

風速計のある山小屋だ。

すぐさまそこに駆けつけたが、心の姿は全く見当たらない。

探している間に、背中から何者かの影が!

そして文吾は、背中をナイフで刺されてしまうのだった!

振り返ってみた文吾は、凶悪な表情を浮かべる田中まさし(霜降りせいや)の姿を確認する。

まさしが犯人だったのだ!

まさしは言う。

「正義の味方が聞いて呆れる。
他人の踏みにじっておいて何も気付いてない」

まさしの母は、12年前の村祭りの時に、毒キノコを入れてしまったことで村人から責められた。

その罪を背負って生きていたが、やがて心労でなくなってしまったという。

まさしには妹もいたが、毒キノコの件でみんなからいじめられて、自殺してしまった。

いっぽうの文吾は、12年前の村祭りの事件のときに捜査を頑張り、まさしの母が毒キノコを入れてしまったことを突き止めたのだ。

警察としてやるべき仕事をしたのだが、まさしにしてみれば、母親の罪を暴かれた憎き相手となってしまったのである。

これによって家族が崩壊してしまったため、まさしは密かに文吾を憎むようになっていたのだ。

父親である田中さんが体調悪くして、久しぶりに村に戻ってきたまさしは、ついに計画を行動に移すことにしたのだ。

まさし曰く、みきおと組んだのは、文吾が邪魔だったという目的がたまたまが一緒だっただけとのこと。

ナイフで腹を刺された文吾だが、警察官の強さでまさしからナイフを奪って立場は逆転する。

まさしが、「あいつ(心)は未来から来たんだろう。殺した。心はわあわあ泣きながらは泣きながら死んでった」

その言葉を聞いた文吾は、まさしをナイフで刺そうとするが、「この家族でよかった」という心の台詞を思い出して思いとどまる。

文吾はいう。

「お前を殺したら、俺を守ろうと必死で戦ってくれた心さんを裏切ることになる」

そして文吾はまさしに謝る。

「家族を奪われて、ずっと辛い思いしてきたんだな」と。

そこへ心がやってきて、ほっと一安心した文吾。

心の元へ駆け寄ろうとしたが、油断したために背中をまさしに向けてしまい、ナイフを奪われそうになる。

そこに割って入る心。

3人でナイフを奪い合うと・・・心が刺されてしまった!

文吾の腕に抱かれながら、弱々しく言葉を紡ぐ心。

「俺、家族の未来を守るためにここに来たんです。

父さんと母さんと、姉ちゃん兄ちゃんに出会えたから、俺、強くなれた」

文吾は心を励ます。

「いいかよく聞けお前は俺の子だ俺の息子だ」

しかし文吾の言葉もむなしく、心はあの世へと旅立ってしまった。

★未来が変化した!

30年後の未来。

生まれてきた心は、由紀と結婚して間もなく父親になるところだった。

生まれてくる子供の名前を、年老いた文吾が提案する。

「明るい未来へ進んでいけるように、未来って書いて『みく』」

それは、心が考えていた名前とまったく同じ名前だった。

★【テセウスの船】ドラマ最終話(10話)のネタバレあらすじ感想!犯人は誰?:まとめ

感動的なシーンが多い最終話でした。

ミステリーでありながら泣けるシーンも満載で、何度でも繰り返し観たくなってくるドラマですよね。

大ヒットドラマとして、今後も語り継がれることでしょう。