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【テセウスの船】9話のネタバレ感想と最終回の考察!黒幕は誰だ?

第8話では、佐野文吾が犯人に陥れられ、みきおが眠らされて車に放置されて終わりました。

そして3月15日、いよいよ第9話を迎えました。

さっそくネタバレを紹介していきますね。

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★9話ネタバレ感想

●馬渕登場

第9話のスタートは、馬渕という警察の登場とともに始まった。

馬淵は「警察から犯人が出たとなれば、警察の威信に関わる」と言いながら、

佐野文吾宅の家宅捜索を強引に行い、しかし何も見つけることができずに退散する。

翌朝、マスコミがその文吾宅にやってきて、和子(心の母)に質問攻めに。

その頃、文吾は、目隠しをされ体を縄で縛られて、監禁されていた。

文吾は、近くに置いてあるテレビにより、巡査部長(自分)が逃げていると知らされる。

マスコミの執拗な質問責めにあう和子は、

「主人は自分が正しいと思うこと以外は絶対にしません。なぜなら主人は、優しく誇り高い人間だからです」

でも和子の言葉も空しく、マスコミは執拗に質問攻めしてくる。

すると和子は持ち前の負けん気を発揮して、

「この虫けら記者。帰れ」と一蹴!

●心が駆け回る

鈴がお父さんを疑い始める中、心は入院中のみきおの元へ。

病室に入ると、みきおは眠っていた。

そこへさつき先生がやってきて、心に激しく食ってかかる。

「頼るものをもない子供の未来を大の大人が踏みにじるなんて。許せない」と。

「あなたも気をつけることね。あの善人面した男に騙されないように」

結局みきおとは話ができなかった心。

佐野文吾が勤めている駐在所に戻ってみると、そこには未来を記した由紀のノートが!

ノート中には、一枚の紙切れが入っていた。

1977年の村祭りを描いた紙切れだ。

石坂秀夫(校長先生)という名前があったため、心はすぐに学校へ向かう。

校長先生がいうには、12年前の村祭りが最後になったが、その理由は事件が起こったためとのこと。

「12年前最後の村町で起きたのは、食中毒です。炊き出しのきのこ汁にたまたま毒キノコが入っていて、ご婦人がお一人お亡くなりになりました。徳本さんのお母上です」

そんな情報をくれた校長先生だが、なぜか心のことを疑ってる様子。

「すぐ熱くなるところなんて、佐野さんそっくりだ」

まるで心が佐野の息子であることを見抜いているかのような発言!

だけど最後には、

「必ず佐野さんを救ってやってください」と。

心が校長室を出た後、さつき先生が校長室に入ってくる。

さつき先生に対して、「やはりここにも来ましたな」と校長。

「まだ意識が戻りませんか?」とも。

どうやら、みきおのことを話している様子。

●徳本のもとへ

徳本が何か事件のきっかけを握っているのではないかと判断した心は、さっそく徳本宅へ。

徳本は留守だったが、庭先にはパラコートの容器がたくさん置いてあった!

徳本はその時、茂みの中で料理を作っていた。

そこへやってきたのが井沢だった。

徳本は井沢に、「図体でけえからな、あいつは」と意味深な台詞を放つ。

●解放された文吾

心が山小屋にやってくると、そこには文吾の姿が。

文吾は、目隠しも縄を解かれていた。

帰宅した文吾にすり寄ってくる子供たち。

子供達は父親に抱きついて「(疑って)ごめんなさいごめんなさい 」と泣きながら抱きつく。

和子もまた、「お父さんのせいでまた大変な目にあったんだぞ」と。

家族が感動の対面を果たしている時に、徳本と井沢が軽トラックに乗ってやってきた。

「文ちゃん、腹減ってないか?」

と尋ねられた佐野一家は、みんなで徳本と井沢について行くことにする。

イノシシ汁が用意してあり、佐野一家は美味しくいただく。

文吾と井沢は、これまで何度かいがみ合いを展開してきたが、ここでは村の一員として互いの存在を認めあってる様子。

井沢いわく、「(文吾は)村の安全を守ってくれる正義の味方だ!」

その直後、井沢がイノシシ汁を食べ始めると、心は文吾に、未来を記したノートが戻ってきたと話す。

そしてそのノートに、例の紙切れが入っていたことも。

心は徳本を少しだけ疑うが・・・父さんを恨む理由がないと結論付けた。

●文吾は警察署へ

疑いを晴らすため、文吾は自ら警察署に乗り込む。

監禁されていたことを話せばわかってくれると思ったのだ。

ところが馬淵は、文吾に一晩だけ留置所で明かすように言い渡す。

「正義のためだ」と言いながら。「好きだろ、正義」とも。

翌朝、和子が文吾を迎えに行き、2人で車に乗って帰宅する。

そのころ心は、家の中に青酸カリがあるとノートに記載されていたのを見て、家中をくまなく探し回る。

犯人が既に佐野家に青酸カリを隠したと思ったのだ。

しかし、青酸カリは見つからなかった。

安堵する心。

しかし馬渕がやってきて、駐在所にあるワープロを調べ始める。

犯人の手がかりとなるフロッピーディスクに、「駐在所」と記載されていたのを馬淵は電話で聞いたのだ。

ワープロの中には、これまでの事件を楽しむかのような文章(みきおの声で読み上げられる)が残されていた!

その文章の中には、「でも念のため青酸カリは家の裏庭に埋めた」とも書いてあった。

その一文を見て、馬渕がにんまりとした笑みを浮かべる。

馬淵はすぐに、警察の応援を呼ぶ。

警察がやってくるまでの間、馬淵は裏庭の怪しい箇所を見つけてさっそく掘り出す。

すると・・・なんと青酸カリが出てきたではないか!

そこへちょうど、文吾と和子が車で帰ってきた。

馬渕に応援として呼ばれた警察も集まってきて、文吾はパトカーに乗せられ連れ去られてしまう。

心は思う。

真犯人の目的は、これまで起きた全ての罪を父さんにかぶせることだったんだ!

父さんを確実に死刑にするために・・・

★最終回の感想・考察

『最終話イブ』とあって、今まで以上にスリリングな回でしたね。

気になるのはやはり、最終回で明かされる犯人(黒幕)は誰か、ということですよね。

もちろんそれは、制作スタッフにしかわからないことなのですが、考察することならできます。

ミステリー作品の常套手段として、犯人は初回から登場している可能性が非常に高いです。

また、数えるほどしか出ないような登場人物も、外される傾向があります。

もちろん全てのミステリー作品がそうではありませんが。

ということで、少なくとも馬淵は犯人ではないでしょう。

霜降り明星せいやが演じている「田中」も、登場する頻度が少ないので犯人ではないような気がします。

佐野文吾の家族の誰かが犯人という説も出てきているようですが、

もしそうだったら非常に悲しい物語なってしまうので、これも個人的には却下です。

可能性が高いのは、校長先生かな、なんて思ったりしてます。

★【テセウスの船】9話のネタバレ感想と最終回の考察!黒幕は誰だ?:まとめ

いよいよ3月22日はには、最終回を迎えます。

どんなラストが待っているのか、今から楽しみですね。